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Good Luck

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カゼ予防

<カゼ予防法>

●紅茶にイチゴジャムを入れて飲む。
 テレビでやっていたのを見たことがある。なぜなのかはわからないが、効果はありますよ。

●どうしてカゼをひくの?
 カゼの原因はウイルスや細菌の感染です。これらが口や鼻から侵入して粘膜に付着し、細胞内で増殖。2~3日たつと、くしゃみや鼻水、咳といった症状が出始めるのです。カゼのウイルスは気温15度以下、湿度40%以下の環境を好むものが多く、そのため冬に感染者が急増するというわけです。

●外出にはマスクを忘れずに
 カゼをひいている人のくしゃみや咳で、どのくらいのウイルスが飛び散るかご存知ですか? なんと、咳1回で10万個、くしゃみ1回で100万個だとか。それでも湿度が高ければウイルスはすぐ地面に落下してしまいますが、湿度が40%以下の場合、ウイルスは30分間空中を漂うといわれています。
 外出時、特に人の大勢いる場所に出かけるときは、マスクをしていくとかなりウイルスの侵入を防ぐことができます。喉の乾燥予防にもなりますよ。

●外から帰ったら“お茶”でうがい
 うがいと手洗いはカゼ予防の基本中の基本。外から帰ったら、忘れずにすることを習慣づけましょう。
 また、うがいをするときは水よりもお茶がおすすめ。緑茶や紅茶、ウーロン茶に含まれるカテキンという成分には殺菌効果があります。これがカゼのウイルスもやっつけてくれるのです。うがい用のお茶を洗面所に用意しておくと便利です。

●食事で体の免疫機能を高める!
 体にウイルスが入ってきても、免疫機能が高められていればカゼはひどくなりません。そして、この免疫機能を高めるためにもっとも重要なのが、ふだんの食事なのです。
 まず、免疫の働きを担うリンパ球や抗体を作るためには、肉や魚などの良質なタンパク質をしっかり摂ること。ビタミン、ミネラルを豊富に含んだ緑黄色野菜や海藻類もたっぷり摂って。また、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌や乳酸菌、牛乳に含まれる免疫グロブリンという成分にも免疫力を促進する働きがあります。

<カゼ対策法>
●市販のカゼ薬はどう選ぶ?
 一般に売られているカゼ薬は、カゼの症状を軽くする“対症薬”というもの。原因となるウイルスを直接やっつけるものではありません。でも、症状に合ったものを早めに飲めば、カゼをこじらせることを防ぎ、そのぶん、回復も早くなります。
 購入の際には、薬剤師に自分の症状や体質などを伝えたうえで選ぶことをおすすめします。適当な判断で服用すると、効き目が強すぎたり、思わぬ副作用が出ることもあるので気をつけましょう。
 カゼ薬には、次のような種類があります。

・総合感冒薬
 解熱・鎮痛剤、抗ヒスタミン剤などの鼻炎薬、鎮咳去痰(ちんがいきょたん)薬などを配合した、一般的にカゼ薬と呼ばれているもの。熱・頭痛・筋肉痛・鼻水・鼻づまり・咳・痰といったおもな症状のうち、いくつかの症状が当てはまる場合は適していますが、そうでない場合は、症状別の薬を使ったほうがよいでしょう。

・解熱・鎮痛剤
 発熱や頭痛、筋肉痛、関節痛、のどの痛みといった症状をやわらげます。ただし、胃の弱い人やぜんそくの持病のある人などは、薬剤師に相談を。

・鼻炎用薬
 くしゃみや鼻水・鼻づまりを引き起こす、ヒスタミンという物質の作用を抑えます。眠気や口の渇きに注意。

・咳止め薬
 咳中枢に働きかけ、激しい咳を鎮める薬が主成分。痰の粘り気をとり出しやすい状態にする塩酸ブロムヘキシンや、塩化リゾチウムを配合したものもあります。

・漢方薬
 ひき始めのカゼには葛根湯(かっこんとう)や麻黄湯(まおうとう)、こじれたカゼには柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)や小柴胡湯(しょうさいことう)などがよいとされています。

●カゼ薬を服用するときの注意点

・眠くなると困るときは、抗ヒスタミン剤の入っていないものを選びましょう。
・アレルギー体質、喘息、高血圧、甲状腺疾患などの持病のある人は、薬を飲む前に必ず医者や薬剤師に相談すること。
・薬は決められた用量を守ること。たくさん服用しても治りが早くなるどころか、怖い副作用を起こす場合もあります。
・どんな薬でも、アルコールといっしょに服用してはダメ。胃腸障害や肝臓障害を起こすことも。
・症状がつらいときは市販薬に頼りすぎず、早めに医者に診てもらいましょう。

●部屋の湿度は60%以上に
 冬のカゼのウイルスは乾燥に強く、湿気に弱い性質があります。室温が21~24度くらいの場合、湿度を60%以上に保つと約6時間でほとんどのウイルスが死んでしまうといわれています。カゼのひき始めには加湿器をフルに活用し、ウイルスが活動しにくい環境を作ることが大切です。

●カゼをひいたらお風呂はダメ?
 37度台の熱であれば大丈夫という説もありますが、カゼを治す特効薬は何といっても安静と休養。入浴は意外と体力を消耗するものですから、できれば避けたほうがいいでしょう。軽いからといって無理をすると、カゼをこじらせる原因になります。

●汗をかけばカゼが治る、はウソ
 カゼをひいて熱が出たときは汗をたくさんかいたほうがいい、と思っている人がいますが、これは間違い。寝汗は皮膚の新陳代謝を悪くして回復を遅らせるうえ、汗をかきすぎると脱水症状になることも。
 寝るときはあまり厚着をせず、自然に汗を出すようにすればよいのです。ただし、寒気がするときは温めるようにして。

●カゼのときは何を食べる?
 カゼをひいたときは、胃腸の調子が悪くない限り栄養のあるものを摂るように心がけましょう。とくに、カゼによってタンパク質やビタミン、ミネラルの分解、消費が大きくなるため、これらを多く含んだ食品を積極的に補給すること。
 ただし、一度にたくさん食べたり、消化に時間のかかるものを食べると、余分なエネルギーを使うことになるので注意。カロリーは控えめに、栄養バランスのよい食事が基本です。

・カゼのひき始めに効果的な食品
ニンニク……生ニンニクに含まれるアリシンはインフルエンザウイルスの増殖も抑える。
ショウガ……発汗・保温作用があり、肉などタンパク質の消化を助ける。
ネギ……発汗・保温作用のほか、食欲促進に。
ニラ……疲労回復に効果があり、糖質の分解も助ける。

・熱があるときに効果的な食品
(海の)カキ……ミネラルをはじめ栄養豊富で、消化吸収もバツグン。
ゼラチン……消化のいいタンパク質であり、料理の口当たりをよくする。
ミカン……1日3個で必要なビタミンCが摂取できる。疲労回復にも。

・回復期に効果的な食品
レバー……鉄分、タンパク質のほか、粘膜の回復に効果のあるビタミンAが豊富。
ニンジン……カロチンの一部が体内でビタミンAに変化。胃腸が弱ったときにも。
ハトムギ……タンパク質や鉄分など玄米よりも栄養価が高い。滋養強壮に。
牛乳……数多くの栄養素を含み、栄養分が体内に吸収されやすい。


日本経営教育を参考にこのページをつくりました。


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